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晶馬受中心に、掌小説にすらならない指先小説やネタを放置する場所。
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うめ
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女性
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どうしようもない場所から来た何者にもなれない存在。晶馬くんが幸せならいいな!とか言いながら他の人の手を借りて彼を泣かしたりボコったりしている。支部でもちょこちょこ書いてます。呟きは@umeeee02
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ついったネタですが美容師パロのカテゴリーにしました。全部美容師パロについてです。おさらいとして↓

高倉冠葉
成人男性。プロの美容師。女性客にかっこいいと評判だが、晶馬を愛しすぎているのが玉に瑕。山下は同僚、陽毬は実の妹。晶馬とは血は繋がっていない。両親は既に他界しており、陽毬と二人暮らし。

高倉晶馬
男子高校生。冠葉の母校(男子校)に通う。両親は海外におり、一人暮らしをしている。山下とは幼馴染で、彼に無理矢理店に連れてこられたことから全ては始まった。受付や雑務のバイトとして働いている。冠葉にかなり愛されていることを理解していないにぶちん。

山下
冠葉の同僚で晶馬の兄貴分兼幼馴染。よく二人の間に入る。冠葉の晶馬への愛はやばいと心底思っている。晶馬の鈍さはどうにかならないものかと考えている。

高倉陽毬
冠葉の実の妹。晶馬との仲をとても応援している。早くお義兄ちゃんになってほしい。三人で暮らすのが夢。

*美容師ネタで最初の頃。二人が付き合う前

「冠葉ってさ、何で晶馬に惚れたんだ?」
「は?普通だろ」
「……し、強いて言うなら!?」
「会った瞬間に全てを持ってかれた」
「見た目か」
「いや、どうせ見た目だけだろと思ってたんだが、お前と話してるのを聞いて家庭的であるのが分かったし、あと俺らへの態度だな。きちんと一線引いてたろ」
「ああ、晶馬はそこら辺はしっかりしてんだよ。中学の頃から両親と離れて一人暮らしだからな」
「知ってる。とにかくその線をぶっ壊したいと思ったんだよ。で、段々とそれが甘やかしてやりたい、可愛がって俺なしじゃ生きられない身体にしてやりたい、閉じ込めたいとまでだな」
「何でお前捕まんねぇの」
「愛だろ」
「お前の愛は重すぎる」
「仕方ない。晶馬が可愛すぎるのがいけない。陽毬が可愛いは正義なんだよって言っていたんだが、俺は悪だと思う」
「いや、まあ、前よりはお前の空気やわらかくはなったと思うぞ。さらにリピーター増えたし」
「は?その分晶馬との時間が減るだろ」
「……」
「はぁ……」

「冠葉さんはどんなタイプの子が好きなんですか?」
(お前だよお前がどストライクなんだよ!上目遣いとかやめろ理性が死ぬ)
「……家庭的で、誰かが傷付くのが嫌いで、それでいて妹と気が合う子かな」
「へぇー。やっぱ妹さんのことが一番大事なんですね!」
(間違っては、間違ってはないんだが!)

「冠葉さん、あの」
「うん?」
「あ、いえ、何でもないです」
「……何なんだ一体」
「うわ、またお前そんな高そうなもん貰いやがって」
「欲しくて貰ったんじゃない。で、お前は何食ってんだよ」
「え?貰ってねぇの?晶馬の手作りクッキー」
ガタッ
「晶馬ああぁぁ!」
「……まあ、ゴディバ見ちゃなぁ」

*美容師さんって本当にファッションセンス凄いよね。かっこいい。で、だ。冠葉も勿論センスばねぇわけだが、晶馬はそれを見て釣り合わないとか思うわけで。男性誌を買うようになるんだけど、それを浮気と判断する冠葉とか雑誌を思いっきり破いてキレる冠葉とか……嫉妬深すぎて晶馬好きすぎて駄目な冠葉が好きです。

*お客の女の子たちに囲まれる冠葉、サービススマイルしまくり。サービス業ですもの。最初のうちは晶馬ったらそれが作り物だと分からなくて「やっぱ女の子がいいのかな」って考えちゃう。胸や肉付きを気にして太ればいいのかなと間違えた選択をし、頑張って食べるようにする。で、気持ち悪くなる日々→会えない→冠葉乗り込む。理由を聞いたら吃驚して、けれど喜びそう。「脈あり!しかも無自覚可愛い辛い」とかなんとか感動しながら、しかし外面は取り繕ってイケメンむんむん。所詮中身は晶馬クラスタですから、きっと堕ちてくるのを待ってますよ!

*冠葉のピアスは深海色に違いないんだ。「高倉さん、赤が似合うのにどうして青なんですか?」って冠葉狙いの子に聞かれて「俺の守護色なんだ」と返す。それを聞いた晶馬は心中ぴええぇぇ!ですよ。その日から青色のもの着てくるお客さんが増えたとしても、天然の、唯一無二の青に勝てるわけがない。で、喜んでもらえちゃった!ってお客さんがはしゃぐもんだから晶馬もなんかあげたいなって思って、マフラーとか手袋編むんですけど噂で「冠葉は手作りアウト」ってのを聞いてずーん。ゴミ箱にぽい。そんな時にはそれを偶然見かけたまさかの山下の出番です。

「あのさ、これなんだけど」
「あ?なんだよそれ。手編みのマフラー?貰ったのか?お前が?」
「傷付く。いや、貰っていいなら貰うけどさ。お前この色見て何もわかんね?」
「青……俺にか?」
「そ。ゴミ箱にあったんだけど誰が捨てたと思う?晶馬だよ」
「はぁ!?え、はぁ!?」

その後「だって、手編みはやだって聞いたから」とぐすぐす泣く晶馬の涙を舌で掬いながら、「馬鹿、晶馬からのは別に決まってんだろ」と頭を撫で撫でするんですね。山下いいやつ本当にいいやつ。でも彼女は出来ない。

*誰もいない家で突然寂しくなって「ああ、寒いな」って思った晶馬の元に当然のごとく冠葉が来るといい。晶馬は嬉しくて嬉しくて抱きつくよ。冠葉も嬉しくて嬉しくて抱き返すよ。イン、玄関先。

*晶馬が文化祭で女装するはめになる。恥ずかしいので冠葉には内緒。が、メイクとか色々あるので山下にお願いする。山下はこっそり冠葉に教えて合コンチケットを取得する。冠葉は山下の代役として晶馬の学校へ。

「こんにちは、メイクを手伝いに来た高倉です。ここの卒業生です、よろしく」

晶馬ぽかーん。 それを心中でにやにやしながら他人のふりをする冠葉にむっとした晶馬は「高倉ってまさか晶馬の兄貴?」と言われた時に「そうだよ」と返してしまってはっとする。しかし時すでに遅し。話は広がり冠葉の元へ。すごく怒るに違いない。だって嫉妬深い彼氏様ですよ。メイク中も怖くて、さらには劇での晶馬ちゃんコールについ手を振ってしまい、ひいっ!超睨まれる。終始無言です。冠葉はキレ、晶馬は怯え……そうなったことで冠葉と文化祭回りたいけど近づきにくくて、さらに精神的に辛くなってしまって帰宅してしまうとか、そんな晶馬でもいい気がしました。泣きながらとぼとぼ帰る……仲直り……は二日目じゃないですかね。

「弟さん具合悪いって帰りましたよ」
「……は?」

それを聞いた瞬間晶馬の家に行くわけですが、合鍵で開けた家の中でぼろぼろ泣く晶馬を見つけてやりすぎたことに気付くわけです。

「ごめん、ごめんな、俺お前のことになると自分を止められなくて」
「だからって、だからって!あんなに……もう、いいよ、冠葉なんかっ」

嫌いだ、と言おうとした口を口で塞ぐ。絶対にその言葉だけは言わせない。自分も嫌だけど何より晶馬が悲しむことが分かってるから。

*美容師さんはコンテストとか出るじゃないですか。それで冠葉は上位に入る常連で、色々な人に尊敬されるわけですね。ある日店に一人の男子がやってきて弟子志願。冠葉は嫌がったんだけど、店側が「人手が足りないから」って雇う。「冠葉さん冠葉さん」と煩くとも後輩は後輩。しっかり面倒はみます。しかも後輩くんはなかなかの腕で、冠葉も教えているうちに楽しくなってくる。閉店後に教えるから自然と帰りも遅くなり、晶馬と過ごす時間が減る。晶馬は仕方ないと店で会うだけで我慢するのですが、ある日後輩くんが一言。

「俺、まだ何も出来ないから事務やります!」

晶馬呆然。そこで気付くわけですね、僕の仕事は誰でも出来ると。じゃあ僕は何のためにいるのか、冠葉に会いたいから?それってなんて不純なんだ。とごちゃごちゃ考えて、店長に「やめます」って言う。店長は勿論止めます。晶馬がいなくなれば冠葉がどうなるか分かっていたし、晶馬の接客は評判だったからです。でも晶馬の意志は強く、仕方なく店長は休みを与えます。 冠葉は初日で気付きますよ。何せ受付には晶馬でなく後輩がいるわけですから。冠葉は店長を問い詰めて理由を聞こうとするのですが、店長は個人的なことだからと断り、冠葉は晶馬に直接聞くことに。ところが家に行っても留守だし、学校も休んでいる。携帯も繋がらない。絶望的ですね。どうすればいいのかと途方にくれる冠葉。店に出てきちんと仕事はするけど、仕事が終わるとすぐ外に出て晶馬を探す。しかし見つかるわけがありません。なんと晶馬は海外にいる両親のもとにいたのです。

「休みがとれたから遊びに来ない?」

両親に会いたかったし、色々考えたいからと思ってのことでした。

「一緒にこっちで暮らさない?」

そう両親から誘われて、それもいいかななんて思っていた時でした。一通のメールがパソコンの方に届きます。こっちのアドレスは数人にしか教えていません。誰だろうと見てみると、送信者名は山下でした。

「たすけろ」

一言しか書かれていない本文に添付ファイルが。クリックそれは動画でした。どうやらそこは何処かのバーのようです。だんだん下がっていく視点。そこには冠葉がいました。かなり飲んだらしく、カウンターに伏せています。

「おい、大丈夫かよ」
「無理、死ぬ」
「だからそんな飲むなって」
「晶馬にもう五日も会ってない」
「そっちか」
「生きている心地がしない」
「安心しろ、ちゃんと息してるぞ」
「じゃあ止めろよ」
「俺犯罪者にはなりたくねぇよ」
「何でお前は晶馬じゃないんだ……晶馬にキスしたい抱き締めたい舐めたい頬擦りしたい匂い嗅ぎたいああああ!」
「なぁ、何でこんなやつが俺よりモテるんだ?」
「晶馬はやらん!」
「うぜ」
「死にたい」
「は?」
「晶馬がいない世界なんてそんなの心臓がない人間だ」
「ちょっと変じゃね。つかお前陽毬ちゃんは?」
「晶馬が帰ってくるまで口を利かないと言われた。泣きたい」
「ぎゃははははは!!」
「笑い事じゃないんだぞ!俺の隣にいない晶馬なんて、晶馬なんて……愛してる」
「うぜぇぇ!」
「晶馬に会いたい。声が聞きたい、料理が食べたい。真っ赤な顔で好きだと言われたい。恥ずかしそうに、けれど嬉しそうに笑ったときのかわいさと言ったら……」
「一番なのか?」
「晶馬はいつだって俺のナンバーワンでオンリーワンだ!!」
「もうやだこいつ晶馬助けて」

まあ、そんな冠葉見たら帰ってこないわけにはいきませんよね。とりあえず晶馬に会ったら思いっきり泣けばいいよ、大の大人が!高校生に抱きつき!嬉し泣きするという!山下や店長たちは温かい目で、後輩はぽかんですね!

*晶馬が大学進学したらサークルには絶対に入らせないだろうな。だって変な虫つくし、一緒にいられる時間減るし。サークルやるならバイトやれよと言いそう。金になるし俺もいるしいいだろ、みたいな。そんなこんなで、ある日大学の友達の兄が美容師で、今カットモデル不足でさと頼まれてしまう。付き合いで断れぬ晶馬。でもあまりカットされるのは嫌というか冠葉にバレるなと思い、揃えてもらうだけにしてもらったんだけど、冠葉だから普通にバレてお仕置きされる。そんなことを友達は知らずまた頼むんだけど、専属がいるからと断る。(冠葉にそう言えと言われた)で、誰なのって聞かれて高倉冠葉って言ったらお兄さんは勿論ひょえええ!ってなる。あの、高倉さんの!みたいな……俺はなんてことを、とガタブル震える毎日。一番の被害者は彼ですね。

「なに俺以外に切られてんだよ、なあ」
「ご……ごめんなさ」
「何他の男に触らせてんだよ。足りなかったってか?最近お前がレポートがどうこう言ってたから自重してたってのに……ああ、あれも嘘か?」
「ち、ちがっ!」
「ふぅん……まぁ、どうでもいいけどな。おい、脱げよ。もう我慢はやめだ、やめ」
「っ、や、やだっ!明日はやっ」
「知るかよ」
ブチィッ

年を重ねるにつれ晶馬への愛が重く、強くなっていく冠葉とかいいと思います。あれ、これヤンデレフラグ……嫌だわ、はやく磨り潰さないと。

*私がシザーハンズ見た後

「ねぇ、冠葉。シザーハンズって知ってる?」
「ああ。あのハサミ使いはすげぇよ」
「あ、やっぱそこなんだね」
「まあ、好きなやつに触れないのは可哀想だと思ったさ。俺だったら死んでるな」
「規模がちがくない?」
「仕方ないだろ。お前のことが死にたくなるくらい好きなんだ」
「うわああああ!」

*クリスマスらへんの呟きにて

クリスマスどうしようかなってうきうきわくわくしてた晶馬がシフト見てびっくり。冠葉入ってるじゃん!でもまあ仕方ないよねと思い何も言わず、当日学校の友達と過ごすことに。まあそれなりに楽しんで家に帰ったら、ドアの前に冠葉。何で、って聞くとそれはこっちの台詞だと言われる。冠葉としては仕方ないで済ますのではなく甘えて欲しかったわけで。なのにそれをされず、俺ってなんなの状態。この冠葉ウザいですね。でも晶馬はそんな冠葉も愛してるから必死に謝る……で、なんだかんだで抱きしめられるわけですが、冠葉は他の男の匂いを嗅ぎ付け腹を立て、家の中に……というバカップル妄想でした。

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